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2月の生パスタと季節のお料理のコース
*こちらのコースは、はじめての方でもお申込み頂けます。
Ⅰ.かぼちゃのスフォルマート
野菜の裏ごしを湯煎にかけて蒸す料理「スフォルマート」はイタリアの野菜の重要な料理法で、前菜や付け合せによく食べられます。お子様からお年寄りまで無理なく食べられる良い料理だと思います。今回はかぼちゃを使って。
Ⅱ.ボローニャ風ラザーニャ
モデナのパスタの師匠ジョバンナ直伝のラザーニャ!初めて食べた時の感動は忘れられません。
日本はアメリカ経由でラザーニャが入ってきたのでしょうか。乾燥した板は厚く、ソースも重い。本来のラザーニャは、デリケートで優しい食べ物だという事を初めて知りました。
師曰く「ラザーニャの生地はほうれん草入りでなくてはならない!」「生地は薄く薄く作ること!」「乾燥したラザーニャを食べさせるのはダメな女よ!」他にもいろいろあるのですが、美味しく作る為の様々なコツをお伝えしたいと思います。
Ⅲ。ズッパ・イングレーゼ
今回のお料理のコースは、全てエミリア・ロマーニャ州を意識しました。
お酒に湿らせたフィンガービスケットとカスタードクリーム、チョコレートのクリームを重ねていくこのドルチェもその一つです。
他の地域にもズッパ・イングレーゼはありますが、チョコレートのクリームを入れるのが、この地域らしさなのだとか。
レッスン料:6,000円
お持ち帰りは、焼きあげたラザニア2人分です。
2色のオレキエッテ♪
玉ねぎとアンチョビのソース
プーリア州の伝統的なのショートパスタ「オレキエッテ」
耳たぶの形をしたパスタです。今回は、ビーツを入れたピンク色の生地を混ぜて作ります。
「おはじき」みたいで可愛いらしいですね。
私は、このパスタをプーリアで80代のお婆様に教わりました。秒速1個で作る技に目を見張りましたが、家族の為に長い年月作ってきたからできるのでしょうね。私もまだまだその域には達しませんが、誰かの為を思って作るということを大切にしていきたいと思います。
このパスタには、「チーマディラーパ」という日本の菜の花に似た野菜とアンチョビを合わせることが多いようなのですが、今回はとろけるほど煮た玉ねぎを合わせて、しっとりと柔らかく仕上げました。菜の花を添えて、春の到来を待ちましょう。
副菜 : 烏賊のリピエニ
烏賊の中に詰め物をして、煮込んだお料理です。
料理学校時代も何回が教わったお料理ですが、今回はローマのシニョーラに習った家庭的な優しいお味で。
レッスン料:5,000円
お持ち帰りは、パスタ4人分です。