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4月のレッスンメニューは、春爛漫のお料理です。
土からにょきにょき出てくるアスパラガス。畑でも育てたことがりますが、初めて見た時は見入ってしまいました。
筍しかり、春はこういうものが多いのでしょうか。
一緒にお料理致しましょう。
Ⅰ.アスパラガスのスフォルマート
スフォルマートは何度も教室のメニューに登場しますが、何度でもします!
イタリアの野菜料理の重要な料理法だと思っております。
今回はアスパラガスとパルミジャーノチーズをたっぷりで。美味しいですよ。
春の香りとチーズの旨味、柔らかい食感。離乳食からお年寄りまでどんな年代の方でも楽しく頂けるお料理です。
Ⅱ.アスパラガスのリゾット
リゾットは、お米を美味しいブロードで煮たお料理です。
以前はイタリアのお米でなくてはできないと思っていましたが、お米を主食とする国に生まれ育って私達の美味しいお米を使わないのはもったいない!
日本のお米でも十分というより、もっともっと美味しくできます。
皆で鍋の中の覗いて、あっ!このあたりね!というところを見極めましょう💕
Ⅲ.魚介のフリット
ナポリのマリーサが台所でさっさっと作ってくれた烏賊のフリットを、ふ~ふ~言いながら食べたのはもう十数年前。
こんな簡単でいいのと思うくらいですが、揚げたては本当に美味しい。
調達できる魚介類でシンプルに致しますが、白身のお魚はハーブを使ってひと工夫致します。
Ⅳ.ザレッティ
トウモロコシの粉で作るベネチアのお菓子です。
ベネチアのお菓子屋さんでたいがいは売っていたこのお菓子。
イタリアらしい素朴なお菓子です・・・。
レッスン料 : 6,600円
お持ち帰り : ザレッティ
3月のレッスンのメニューです。
春の訪れは毎年やってくるのに、その度に心が浮き立ちます。
蕗の薹のほろ苦さは正に春の先駆けですね。旬の味を頂きましょう。
Ⅰ.蕗の薹のカルボナーラ
カリボナーラを毎年のメニューにしている時期があって、さて今年はどうしようと考えたのが2018年。
今回また皆様と味わいたいと思います。
カルボナーラは、生クリームが主体ではありません。あくまでも玉子とチーズ、それから豚肉の加工品の本来はグアンチャーレという脂の多いほほ肉です。
この玉子の使い方が難しくて、日本では生クリームがどんどん多くなってしまったのだと思うのですが、火を入れすぎるとぼそぼそになるし、入れないと何か気持ちが悪いような気がするし。
上手くいけばはやりとても美味しいものです。
まったりとしたソースにほろ苦い蕗の薹がとてもよく合います。歯切れのよい細麺を作って合わせましょう。
Ⅱ.ブロードとパスタインペリアーレ 菜の花を添えて
3月とはいえ、まだまだ寒い日もあるでしょう。
温かいイタリアのお出し「ブロード」で体を温めて。
時間はかかりますが、時間しかかかりません。
パスタ・インペリアーレは生パスタの師匠、モデナのジョバンナから教わったブロードで煮込むパスタのようなパンのような・・・やはりパスタの一種ですね。
パルミジャーノチーズがたっぷり入ったキューブ状のものです。ブロードを噛んでゆっくり食べられます。
Ⅲ.白身魚とじゃが芋のトルティーノ
白身魚とじゃが芋とハーブの組み合わせは料理学校のあったトスカーナの香り。
学校ではじゃが芋の上にお魚が乗っていましたが、その逆にしてみました!ふふふ。
タイムの香りが爽やかです。
イタリアは日本と同じく国土のほとんどをぐるりと海で囲まれた国。その土地土地のお魚料理が沢山あります。
新鮮なお魚であれば、シンプルに食べるのが一番美味しいのも共通ですね。
レッスン料 : 6,600円
お持ち帰り : 生パスタ(細麺)
2月のレッスンのメニューです。
レモンの皮を練りこんだパスタは、作っているときもレモンの香りに包まれて幸せな気持ちに包まれます。
教えてくれたナポリのマンマを思い出します。
Ⅰ.レモンの皮を練りこんだマファルデ 海老とパンチェッタと生クリームを少し
レモンの皮をパスタに練りこみます。
ひらひらとひだを作って味が絡みやすく工夫しました。
パンチェッタから旨味と塩気をもらって、甘さを感じる海老と一緒に、まとめるのは生クリームの仕事です。
生パスタならではの美味しさだと思います。
レモンの皮を練りこんだ生パスタはナポリのマリーサというマンマに習いました。
マリーサの部屋はナポリのチェントロにあって、他の部屋はオフィスに使われているところもありました。
風の通るキッチンで踊りながら歌いながらいろいろなお料理を教えてくれました。
私も踊ろうかしら・・・。
Ⅱ.アクアコッタ
こちらはルッカの料理学校でおじいさんシェフに習ったズッパです。
冬のお料理はズッパ!先月も致しましたが、何度でもやりますよ!
こちらはズッパの中でも古いものです。野菜をたっぷり煮込んで、最後に玉子を落としてオーブンで焼きます。
温かく、栄養価が高く健康を守るお料理です。
Ⅲ.おじいさんのピノラータ
以前におばあさんのピノラータというドルチェを致しました。
タルト生地の中にレモン風味のカスタードをぎっしり詰めたものでしたが、今回はチョコレート味のカスタードクリームを詰めたお菓子です。
素朴なイタリアのドルチェです。
レッスン料 : 6,600円
お持ち帰り : 生パスタ
新年1月のレッスンです。
気持ちは新たに、お料理は変わらず心を込めて暖かいものを。
どうぞ宜しくお願い致します。
Ⅰ.お肉のラグーを巻いたじゃが芋のニョッキ
ニョッキは何度やっても難しいと緊張します。
同じじゃが芋といっても水分の量がそれぞれ違いますので、一回一回入れていくお粉の量が違うからです。
注意しなければならない点をしっかり説明します。
お家にじゃが芋と粉さえあれば、手軽に作れて皆がお腹いっぱい!よいお料理ですね💕
今回は、じゃが芋じゃが芋のニョッキを広げて、お肉のラグー(ミートソース)を芯にしてくるりを巻きます。
海苔巻きのような棒状のニョッキを、茹でてから包丁で食べやすい大きさに切ります。
持ち運びが簡単な形状です。
Ⅱ.白菜のズッパ
教室で人気のズッパを今回は白菜で。
レストランではスープと訳されることが多いですが、もっとどろりと濃い「ごった煮」のようなものだと思います。
数年前にお世話になったルッカのお家では、お夕飯は必ず「ズッパ」でした。
お野菜が沢山入って家族の健康を守る大切な料理です。
私がジョバンナの家で初めて食べたのはカリフラワーのズッパでしたが、その時の気持ちは忘れられません。
冬野菜はこのズッパに最適です。なじみ深い白菜を使って、皆さんと作って味わいたいと思います。
Ⅲ.豚肉のインパデッラ フェンネル風味
豚肉をフライパンで焼くシンプルなお料理ですが、豚肉に合うフェンネルを使って爽やかに仕上げます。
教室ではパスタのお持ち帰りが多いので、生徒さんからパスタの他にもう一品作るとしたら何がいいですかという問いかけを多く頂きます。
「豚肉でも焼いたらそれだけで十分!」とお答えしまうすが、なかなかぴんとこないようです。
シンプルにシンプルに。その中に実は大切なことが詰まっています。
Ⅳ.キャベツのアグロドルチェ
豚肉のインパデッラに合わせるキャベツの煮込み料理です。
このキャベツを食べる為にお肉があるのか、お肉を食べる為にこのキャベツがあるのか。
両方合わせるととても美味しいと思います。
レッスン料 : 6,600円
お持ち帰り : ニョッキ
クリスマスレッスンのお知らせです。
教室の隅に鎮座しているスライサーで生ハムをしゃりしゃり切ります。
温かいお料理を皆様と作るのを楽しみにしております。
どうぞ宜しくお願い致します。
Ⅰ.生ハムとサラミの盛り合わせ。
揚げパンと一緒に食べると美味です。ふふふ・・・。
Ⅱ.クリスマスカラーのカネロニ
筒状のパスタ「カネロニ」。焼き物パスタの一つです。
オーブンからよい香りが漂ってくる幸せは寒い冬ならではですね。
Ⅲ.パンチェッタを巻いた鶏の胸肉にレンズ豆を添えて
レンズ豆はお金を表す縁起物です。皆さんの懐が豊かになりますように!いえいえ人生が豊かになりますように!と祈って。
淡泊なお肉に、豚肉の加工品を使うのはイタリア料理の知恵だと思います。レンズ豆の煮込みを添えてしっとりと。
Ⅳ.ネーベビアンキ
ふわふわとした林檎のドルチェ。雪のよう。
レッスン料 : 7,500円
お持ち帰り : カネロニ
開催日 : 12月4日から26日までの火・水・土・日